旭山動物園に「おらんうーたん館」完成
今や全国的知名度を持つ、北海道・旭川市の「旭山動物園」。
現在冬季営業中ですが、昨年夏の「あざらし館」に続き、また新しく動物と会える施設が1月15日にオープンしました。
それは「おらんうーたん館」。
オランウータンは寒さが苦手なため、冬季営業時はこれまで公開できなかったそうなのですが、今回この施設ができたことで冬も見ることができるようになりました。
「おらんうーたん館」完成/旭山動物園(asahi.com)
高い木の上で生活し、ほとんど地上に降りないオランウータンの特性を生かそうと設計された放飼場は、高さ約11メートル、幅約9メートルで奥行き約5メートル。地上から約3・5メートル以上の場所にオランウータンが渡るロープやロッククライミング用の持ち手、ハンモックなどが設置され、地面には降りられないようになっている。さく越しに下から観察する来園者と放飼場との間にガラスやオリなどの仕切りはなく、オランウータンの表情やしぐさを間近で見ることができる。
旭山動物園のホームページでもこんな風に紹介されています。
毎年冬季営業時にしか行っていない私としては、来年もまた楽しみができたわけで。うれしいですね。
ついでではありますが、今年撮ってきた写真を少々ご紹介いたします。
おなじみペンギンの散歩。こんな間近で見れる機会はそうそうありません。
11時10分からスタートですので、朝一番で行きましょう。
昨年夏にオープンした「あざらし館」のガラスの筒に入ってくるあざらし。迫力です。
「もぐもぐタイム」の時は外であざらしたちに餌を与えますが、みんな餌の入ってるバケツに殺到してちょっと大変でした。
泳いでます、シロクマ。
ガラスの前を至近距離でシロクマが通過すると、「おおっっ」と歓声があがります。
今年は無料休憩所も新設されて、動物めぐりで冷えた体を休めながら見やすくなりました。なにせ冬の北海道はデフォルト氷点下ですから、きっちり暖かくしていかないと風邪を引いてしまいます。
残念なのは、キリンが8月に亡くなってしまったこと。「雪の中のキリン」というここでしか見れなかった図が見れなくなっちゃいました。
去年撮ったキリンの写真は、4月に書いた「シロクマさん in 冬の旭山動物園」という記事でご紹介していますので、よろしかったらそちらをどうぞ。
以前書いた記事「旭川市旭山動物園園長・小菅正夫さんインタビュー記事」にトラックバックをくださった「池袋の近くで食う寝る遊ぶ」さんの記事では、もっとクリアでかわいい写真が掲載されています。どうぞご覧ください。
1/18追記:
動物園からのお知らせによると、「あざらし館」が日本経済新聞社より表彰を受けることになったそうです。
この度,日本経済新聞社より「2004年日経優秀製品・サービス賞」の「最優秀賞 日経MJ賞(日経流通新聞賞)」の受賞が決まりました。ありがとうございました。
この賞は日本経済新聞社が毎年1回,特に優れた新製品・サービスを表彰するもので,今年は第23回目の表彰になります。また,この賞の地方公共団体の受賞は旭川市旭山動物園が初めてです。
なお,表彰式は2月2日の予定です。
おめでとうございます!
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コメント
紹介してくださってありがとうございます。オランウータン館いいですね。個人的にはカピバラのオリをもっと大きくして欲しいのですが。夏に行ったときは水場で遊んでて(喧嘩かも)面白かったです。冬はカピバラ見に行けなかったのでどうしてるか気になります。
投稿: a2c_s_1980 | 2005/01/16 23:09
>a2c_s_1980さん
はじめまして。くりおねと申します。
コメントとトラックバックをありがとうございました。
帰省のついでに寄れる距離ということで、うらやましいです。
カピバラは冬季は見られないようですね。残念。
投稿: くりおね | 2005/01/18 00:22