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2004/11/14

やわ肌ねぎと鶏肉のさっと煮

13日に東京で「木枯らし一号」が吹き、ようやく秋の終わりから冬の初めに季節が動き始めた今日この頃。
こうして気温が下がりだすと、いよいよ冬野菜がおいしくなってきます。
ここのところの異常気象で青物は高値状態ではありますが、スーパーや生協のカタログでいきいきした様子の旬の野菜を見るとうれしいですね。

冬の野菜と言えば、白菜、大根、そして、ねぎ。

実は新潟の隠れた名産の一つに「やわ肌ねぎ」という名前のねぎがあるのです。

名前の通り、白い部分はしっとりとやわらかく、煮込めば甘みがじんわり出てきて、冬の料理にぴったりのねぎ。
名前の由来は「情熱の歌人、与謝野晶子の短歌【やは肌の あつき血潮にふれもみで 淋しからずや 道を説く君】」とのことで。(詳細はこちらをご参照下さい)

近所のスーパーにはごくたまに入荷するのですが、入っているのを見かけると必ず買って、「ねぎと鶏肉のさっと煮」を作ってしまいます。ねぎ一把(3本)を使い切って。そのくらい、大好きです。

この「ねぎと鶏肉のさっと煮」は、もともと江國香織さんの「ホリー・ガーデン」という小説の中に出てくるお料理でした。
主人公・果歩が親友の静江を自宅に迎える場面で、二人で食べる夕食を用意するのですが、その時の献立の中の一品にあったもの。小説の中では「鶏肉と長ねぎの生姜煮」と表現されていますが、その名前からはしっかりした濃い味付けを想像してしまい、私のレシピではそこまで濃厚な味ではないので、勝手に名前を変えていますが、まあそんなことはさておいて。

江國さんの小説に出てくる登場人物の作るお料理はどれもこれもとてもおいしそうで、具体的な作り方は書かれていなくても自分なりに作ってみたくなることが多いです。「ねぎと鶏肉のさっと煮」はその中でも特にうまくいって、自分の中で定番化したもの。

作り方はいたって簡単。
材料は
・ねぎ一把(私は二人分で3本使い切ります)
・鶏モモ肉適宜
・生姜(少々大き目の固まりを)
あと煮込み用に市販の白だし(私は生協で買った「きんまる屋の八方白だし」を使用)。
白だしがない場合は、だし汁と薄口醤油を合わせれば大丈夫でしょう。お酒も少々あると、臭みを取るのにいいかもしれません。

ねぎは白い部分を3センチくらいの長さに切り、鶏肉は適当にぶつ切り。生姜は何枚かの薄切りに。
白だしはお吸い物程度の味より少々薄め加減に薄めておきます。(煮込むと味が濃くなるので)
鍋に鶏肉を並べ、生姜を乗せ、ねぎを乗せたらひたひたになるくらい薄めた白だしを入れ、あとは煮るだけ。
およそ15分程度でねぎがしんなりしてきたら、できあがり。

シンプルですが、鶏肉の上品なコクとねぎの甘みが合わさって、自分で作っておきながら「ああ、おいしい」とひとりごちてしまいます。

やわ肌ねぎは、もちろん鍋に入れてもおいしく、冬のお楽しみ食材です。

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