朝日新聞beで公的年金タスクフォースの記事
10月9日の朝日新聞土曜版「be」の特集「be Report」に、公的年金タスクフォースの活動が掲載されています。(asahi.comからも閲覧可能)
タイトルは「ネットが年金を変える」。
タスクフォースの立ち上げの経緯と現状、これから目指そうとしているものについて、代表の木村剛さん、タスクフォースブロガーメンバー、国会議員のコメントと厚生労働省の年金見通しを掲載。ブロガーメンバーとしては、厚生労働省とのミーティングに出席したリーダーのMcDMasterさんと私・くりおねが登場しています。
(ハンドルとは言え自分の名前を新聞紙面で見るというのも何とも奇妙な感じですね。余談ですが)
「年金タスクフォースって何?」と聞かれた時、コンパクトにまとめて説明しているものがなくて、一言で説明するのに少々往生していましたが、この記事は概略としてよくまとめていただいていると思います。
さて、タスクフォースでは現在インターフェースデザインの検討を進めています。
インターフェースデザインとは、実際私たちがこのプログラムを動かす時目にする画面のデザインのことです。
ミズタマのチチさんが中心になって、今こんな風に考えてみてますよ、という内容をタスクフォースの公式ページでご紹介していますので、beの記事で言ってることが具体的にご覧いただけます。
「こういう風に数値を入れ替えられるんだ」「こういうものを想定してみているんだ」といったものを画面イメージでご紹介。
興味をお持ちいただいた方はぜひこちらもご覧いただければ幸いです。
さらに、読んでみて「これは意味がわかりにくい」「こんな考え方もできるんじゃないのか」「こんな要因もあるよね」と感じられたことをコメントなどで寄せていただくことで、より使えるものに近づけていけると考えていますので、お気軽にご参加下さい。
追記:
「be」には編集後記的なコラム「bから」という欄があります。
今日の「bから」は、タスクフォースの記事を書かれた松浦さんのこんな文章でした。
どうして無償で「仕事」をしようと思うのか。b3面be Reportの取材で「公的年金タスクフォース」のリーダーに、しつこく聞きました。基本ソフト(OS)の「リナックス」をはじめ、売り物になるようなソフトを無償で開発する人が多くいるのが不思議だったためです。「対価がある仕事には納期があります。それを気にせず、自分が納得いくソフトを作れるので、達成感があるからです」と言われ、納得しました。「その代わり、いつまでに完成させるとは言えません。長くかかるかもしれないし、何かのきっかけで一気に進むかもしれません」とのこと。年金試算ソフトが早く公開されて、「リナックス」のように、多くの人の手で育っていくことを期待しています。
プログラムを作成することはもちろん大きな目標ですが、完成して終わりではありません。そこからがまたスタートです。
少しでも多くの方に関心を持っていただき、一緒に考え、進めていくといううプロセスがとても大事ではないかと、ひしひしと感じています。
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