AERAに「『電車男』が本に」の文字が
いつものように(?)「木村剛・KFi代表も自分のブログに『感動した。はまりこんでアポに遅れそうになった』と書いた」という「週刊!木村剛」でのコメントも掲載。「電車男と言えば木村剛」的にもうすっかりお約束となってきており、こんなところでいつも引き合いに出される木村氏に対し、紹介した本人としてはかなり申し訳なく感じてしまう。
で、問題はその後。
このエピソードを、本にしようとしている新潮社の女性編集者は言う。
「今まで、オタクの男の子は全員、現実の女性に興味がなくて、自己中心的な恋愛観の持ち主だと、誤解していました。こんなにピュアで、女性に対して真剣な思いを持つ人もいるんですね」
とうとう書籍化ということか。しかし、いったい、誰が、どうやってあのまとめサイト以上のものを作れるのだろうか?私にはどうにも想像ができない。
これは真面目に、テレビなどの他のメディアでもどんどん取り上げられていくのかもしれない。
あの話を2時間かけて読み、一応感動した人間としては、何とも言えない複雑な気持ちがする。感動したコアの部分が、消費されてどんどん薄れて行ってしまいそうな気がしてしまうのだ。
しかし、伝説はそういうことも飲み込みながら広がっていくものなのかもしれないとも一方で思う。
時々「電車男ってその後どうなったの?」という質問をされるが、私などより10000倍きっちり追いかけているさいもんさんの「日常/非日常Blog」から、関連記事をリンクさせていただく。
ただし、あの感動を一気に冷めさせる可能性もあるので、大事に暖めておきたい方は読まれない方が無難であることを一言加えておく。
あと、さいもんさんおすすめの「next電車男ストーリー」と言える「犬男」の紹介記事も併せてリンク。こちらは読み通すのに電車男ほど時間はかからない。
電車男 後日談 女神もまた神話に魅せられる?(2004.06.13)
電車の次は犬(2004.06.15)
ちなみにうちの夫は2ちゃんねるの生ログを読んで臨場感を味わいたいがために、2ちゃんねるビューアを契約し、周辺のストーリーを一生懸命追いかけている。電車男に結果的に蹴散らされたさまざまな愛すべきお話が実は他にもたくさんあるとのこと。我が家の“電車男&毒男板祭り”は彼に限ってはまだまだリアルタイムのようである。
参考リンク:
[AERA]電車男、本に!今秋にも発売か。
(出会い系ヲタの過激な恋愛記)
9/2追記:
結果、こうなったようです。
■「電車男」本、来月末発売へ
「電車男」ストーリー公開後、出版のオファーを頂き、電車男氏に連絡をしました。記帳所の意見を見た電車男・エルメスの2人から、人々にこれだけの勇気や変わるきっかけを与えられるのであれば、書籍にしたい、という希望を示されました。
基本的にまとめサイトの「電車男」ストーリーそのままの掲載となるとのこと。
出版元:新潮社
出版予定:2004年10月末
書籍タイトル:「電車男」(予定)
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コメント
これは知ってる?
http://love.2ch.net/pure/kako/1024/10247/1024713376.html
290以降
結構爆笑。
やじうまWatchより。
投稿: さいもん | 2004/07/27 14:08
やじうまでは見てたけど、本物は今やっと読みました。
ホント、爆笑!
投稿: くりおね | 2004/07/27 20:49