BOOK 「酒は風―『亀の翁』をつくる人びと」
新潟ではゴールデンウイークにだいたい田植えが一通り終わる。
今頃はほとんどの田んぼに水が張られ、細い苗がそよそよと風に揺られているはずである。
この頃になると読みたくなる一冊が、「酒は風―『亀の翁』をつくる人びと」だ。
「夏子の酒」のモデルとなった、新潟県和島村(合併で「良寛町」になる予定*注:その後合併はなくなった)にある久須美酒造、そして幻の酒米「龍錦」のモデル「亀の尾」から造られる大吟醸「亀の翁」についての、写真と文章によるルポルタージュ。
青々とした稲の美しさ。酒のほとんどを占める、命となる澄んだ水。黙々と働く人達。
恵みの酒を醸すための美しい水と米を作るための、寡黙な営みを、写真は雄弁に語る。
普段は知ることのない、日本酒の作り手側の情景が伝わってくる、貴重な一冊。
酒は風―「亀の翁」をつくる人びと
posted with amazlet on 07.08.26
首藤 和弘 英 愛子 英 伸三
大月書店 (1991/11)
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日本酒を醸すことの意味
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