Perfumeと修士論文と私
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昨年10月にnoteで書いていた記事です。ゴールデングローブ賞・非英語映画賞受賞記念でこちらにもあげておきます。
濱口竜介「ドライブ・マイ・カー」ゴールデングローブ賞で非英語映画賞を受賞(映画ナタリー)
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「ドライブ・マイ・カー」をようやく見てきました。身近で尊敬する方が絶賛されていたことと、この作品を撮影したときの監督のメソッドがNHK Webの記事になっていた内容がとても興味深かったこと、その記事の中で「これまでとは違う西島秀俊がいた」とあったのにとてもそそられたことが主な動機です。
演技なのか、ドキュメントなのか 世界を魅了!「濱口メソッド」(NHK NEWS WEB)
約3時間という上映時間があっという間でした。部活レベルですが演劇をやってた身としては、こういう稽古のやり方があるのか!というところが目ウロコだったりもしつつ、「不安」や「怖れ」を低層音としながら、ある出来事ですべてに向き合わなければならなくなった、そしてその結果得られたものを、俳優さんたちの素晴らしい演技と構成の力で全身で感じさせてもらいました。
「おかえりモネ」にも通じる、苦しさを受け入れながら生きていくこと、苦しさを抱えるパートナーとお互い受け入れ合いながら生きていけるありがたさ、そんなことも感じながら、しんどいことの多い毎日を生きる背中をそっと温かくささえてくれそうな、そんな作品でした。
シャンテシネなどでまだ上映中ですので、ご興味ある方ぜひ映画館でご覧ください。
(「ワーニャ伯父さん」舞台で見てみたくなりました。どこかでやらないかなあ。)
※2/18 DVD・Blu-ray発売予定
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明けましておめでとうございます。
昨年の年始の投稿「A Happy New Year 2021」以来のブログ投稿になってしまいました。今読み返すと、突然の生活の変化への大きなとまどいや息苦しさ、何より移動や集まることに強く制限がかけられることへのしんどさ、そして見通しの立たない不安にあふれているなあと強く感じます。
それから1年、変異株の伝播で逼迫し、再び緊急事態宣言が発せられる一方でワクチン接種ができたことは大きな前進でした。幸いにも職域接種があって2度めの接種を終えたのは8月始め。引き続き生活の留意はしますが、万が一罹患しても重症化の確率を下げられるというのはストレスを減らしてくれました。
ライブは8月に開催された「Perfume LIVE 2021 [polygon wave]」が運良くチケットゲットできて参戦。声は出せませんが拍手と動きでめいっぱい反応してきました。「マカロニ」「無限未来」では涙が止まらなくて…。何より生の3人のライブにまた行けたのが、とにかくうれしくてうれしくて。
また、松本隆さんの作詞活動50周年記念イベント「風街オデッセイ2021」@武道館、2日間ありましたが、佐藤竹善さんが出演される1日目に参戦。名曲揃い(特に筒美京平さん曲)で最初から最後まで楽しめましたが、竹善さんが歌った原田真二の「タイム・トラベル」はさすがの名唱。一番のハイライトはB'zの「セクシャルバイオレットNo.1」でした。鼻血ものでした。
配信ライブは竹内まりやさん、藤井風さん。
映画は「騙し絵の牙」(公開前夜祭舞台挨拶を見に行けました)、「銀河鉄道999 シネマコンサート」「竜とそばかすの姫」「ドライブ・マイ・カー」「リスペクト」「きのう何食べた?」「マトリックス レザレクションズ」を観賞。
展覧会は「ライゾマティクス展」「庵野秀明展」、舞台は「フェイクスピア」に行きました。
昨年は、「2021年もこの状態が急激に変わるとは思えず、その中で過ごしていくテーマとしては「自分なりにより良く生きる」かなあ、と思っています。」と書いていました。振り返ってみると、完璧ではありませんが、何とか「自分なりにより良く生き」ようとはしてきたかな、と思います。
昨年、社外ではキャリアコンサルタントとしてささやかなチャレンジを始めた年でした。今年も新たなチャレンジをいたします。もっともっと研鑽を重ね、人として懐深くあたたかく、でも必要な厳しさも持ち、背筋を伸ばし前を向き、凛として生きていきたい、そう思います。
今年こそは、京都に行きたいなあ。行けるといいなあ。
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明けましておめでとうございます。
1年前にブログをリハビリ的に再開しよう、と、年始の投稿から再開してみましたが、その後まさかこんな1年になるとは思ってもみませんでした。誰も思っていなかったことでしょうが。
何もなければ昨年はこんな風に過ごしていたでしょう。
・ラグビー観戦(1月から5月までトップリーグ、そのあと日本代表のテストマッチが何試合も国内で予定されていました)
・演劇鑑賞(PARCO劇場のリニューアルオープン企画で三谷幸喜さんの作品のチケットが取れていました)
・音楽ライブ(Perfumeの東京ドームは2日間取っていました)
・オリンピック観戦(7人制ラグビーの予選のチケットを取っていました)
・多くの集合研修の運営
・国内旅行(思い立ったらすぐ行く的なものから、準備した長めの休暇まで)
これらが、新型コロナウイルスの世界的な爆発的拡大により、ほぼなくなりました。
2月後半から仕事は在宅勤務もしくはサテライトオフィスでの仕事が推奨されて都内への移動は極力回避するように言われ始め、2月26日の政府のイベント自粛勧告により当日予定されていたPerfumeの東京ドーム公演2日目(千秋楽)は15時過ぎに中止を発表。
本日午後に新型コロナウイルス感染症対策本部にて政府に要請された方針に従い、直前で大変申し訳ございませんが、本日2/26(水)東京ドームにて開催を予定しておりました「Perfume 8th Tour 2020 “P Cubed” in Dome」東京ドーム(東京)公演を中止とさせていただくことを決定いたしました。
3月からは集合研修は実施できなくなり、中止できないもの(入社者受け入れ等)は急遽オンライン実施に切り替えて実施することに。
そして4月の緊急事態宣言です。これにより出社は極力控え、在宅での勤務中心となりました。それまでテレワークはまったくしていなかったのですが、2月に入ってから近いうちにテレワークせざるを得なくなるのではないかと考え始め、それまで正直避けていたテレワーク環境を急いで整え始め、どうにか間に合った、といったところでした。
緊急事態宣言が解除されたあとも会社は在宅ワークを基本とした体制になり、通勤定期が廃止されました。
スポーツもエンターテインメントイベントも映画も何もかも一時はすべて中止となり、その代わりオンラインイベントや配信イベントが少しずつ立ち上がり始めます。その先駆けは6月のサザンオールスターズでした。そのあと山下達郎さんが編集したライブ画像で配信を試験的に行ったり、少しずつ動き始めていきます。
山下達郎さんと言えば、彼のレギュラーラジオ番組「山下達郎のサンデーソングブック」も、緊急事態宣言中は自宅録音のものが放送されました。そのため、これまで御法度となっていたメールによる投稿が受け付けられるようになったのが、何ともエポックメイキングでした。「こんな時だから」とライブ音源を多めに放送してくれたり、おうちアカペラ、おうちカラオケでの録音を放送してくれたり。
その後緊急事態宣言が解除され、徐々にイベントも開催されるようになっていき、感染対策をされたライブにいったりお芝居を見たり、ということもできるようになっていきました。秋までは。
そして冬になり、また感染拡大となり、予断を許さない状況になりながら新年を迎えたわけです。
昨年行けた数少ない演劇は、三谷幸喜さんの「大地」、そして「23階の笑い」でした。
音楽ライブはPerfumeのドームツアー(名古屋と東京)、
そして藤井風さんの武道館。
これらに行けたのは本当に本当に幸運でした。ともすれば気がふさぐ毎日の中で、このライブの思い出がどれだけくじけそうな心を支えてくれたことか。
映画はPerfumeの「Reframe THEATER EXPERIENCE with you」。副音声2種とも聴きたくて、そして本編もちゃんと味わいたくて、結局3回行きました。他には「風の谷のナウシカ」「TENET」「罪の声」「朝が来る」「鬼滅の刃」など。
落ち着かなさ、不安をどこかに抱えながら過ごした1年でしたが、出逢えた作品たちはどれも素晴らしいものでした。
2021年もこの状態が急激に変わるとは思えず、その中で過ごしていくテーマとしては「自分なりにより良く生きる」かなあ、と思っています。
2020年の年始にはこんなことを書いていました。
2020年も、ほどほどに健康に留意しつつ、前から行きたいと思っていたところ、例えば伊勢などに(これもう何年も言ってるなあ…)足を運び、ライブにも行き、様々な新たな出会いを求めつつ、ますます好奇心旺盛に生きていきたいと考える所存です。今年は特に歴史や哲学など本質に触れる学びの機会を増やしたいと思っています。
旅行やライブは残念ながらまだ好きなように行くことは難しいと思いますが、読書やオンライン勉強会など、こういう時だからこそできることをじっくりやっていけたらと思います。
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昨日、東京ステーションギャラリーで開催中の「神田日勝回顧展 大地への筆触」に行ってきました。朝ドラ「なつぞら」の天陽くんのモデルの画家、と言えばピンとくる方も多いかと思います。
公式サイトでもこのように紹介されています。
2019年上半期にNHKで放送された「なつぞら」。
その中で、主人公なつに大きな影響を与えた画家、山田天陽は、
神田日勝をモチーフとして生み出されたキャラクターです。
ドラマに出てくるエピソードの多くは、日勝の生涯にも現実に起こったことですが、
人物造形や人間関係、そして何より描かれた作品は大きく異なっています。
本展は、フィクションの衣を剥がし、神田日勝の実像に触れることのできる展覧会です。
想像していたより充実した展示内容で、しかも音声ガイド(webからイヤホンで無料で聴かせてくれるもの)が天陽役の吉沢亮さんのナレーション。天陽ファンの私はとても気分がアガりました!
どの作品も印象的でしたが、やっぱり遺作でポスターにも使われている「馬」は別格でした。あと、小品で「離農」というタイトルの作品。北海道で農家として生きていく厳しさと、農業へのリスペクトがしみじみ感じられる作品でした。
時間別の予約制で、密にならず快適にじっくり見ることができました。これから開催する美術展はもう全部この形式にしてほしいです。明日(28日)までの開催ですので、ご興味おありの方はお見逃しなく!
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一昨年作って個人的に大ヒットだった、アメリカンチェリーのジャム。昨年に引き続き、今年も作ってみました。
アメリカンチェリーのジャムが大好きなのですが、市販品ではなかなか見かけないので初めて自作したのが一昨年。これが思いの外うまくいったので、毎年この時期はもスーパーで安くなるのを今か今かと待ち、スーパーで20%OFFになったのを見つけて4パック購入。週末ジャムづくりに取りかかりました。
※ジャムづくりにあたり、検索して見つけた記事「お気に入り道具で作る『甘酸っぱいアメリカンチェリージャム』 」を参考にさせていただきました。
さくらんぼの種取り専用器具であるチェリーピッターでタネを取って、グラニュー糖とレモン汁、少々の白ワインも入れてグツグツ20分程煮込んで出来上がり。煮沸消毒しておいた瓶に詰めて粗熱を取り、冷蔵庫へ。最終的に出来上がったのは小瓶3個分でした。
分量の目安としてはこんな感じです。
・アメリカンチェリー 500g
・グラニュー糖 250g
・白ワイン 大さじ1
・レモン汁 大さじ2 ※ポッカレモンでOKです
参考記事にもある通り、できあがりはジャムにしてはかなりサラサラしていますが、冷めてくると適度に固まってきます。
こうして、甘酸っぱいアメリカンチェリージャムが完成。トーストに乗せたり、プレーンヨーグルトに入れたりして食べるのが今からとても楽しみです。(こちらはヨーグルトに入れたときの写真)
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明けましておめでとうございます。
今年は帰省はせず東京で新年を迎え、明日仕事始めです。
気が付けばブログに記事を書かなくなって2年近くが過ぎていました。
ココログの管理画面も大きく変わっていて、まずそこから。
リハビリがてら、また少しずつ記事を書いていこうかな、と思います。
2019年は、とにかくラグビーワールドカップ2019。こんなに盛り上がるとは正直思っていませんでしたし、予想外の連続で、最高の祝祭の日々でした。
また、テレビドラマが豊作だったのもうれしいところ。「きのう何食べた?」「チャンネルはそのまま!」「ノーサイド・ゲーム」「これは経費で落ちません!」「なつぞら」「いだてん」等々。実は書きかけで下書きのままの記事がいくつかあるのですが、さすがに時期をはずしているので、再放送やBlu-ray発売時期を観て可能な限り記録として記事をアップしようかと思います。
舞台では、久し振りのNODA・MAP新作「Q」もすばらしかったし、ブロードウェイキャスト(ケリー・オハラ&渡辺謙)で「王様と私」を観れたのもうれしかったです。やっぱり生「Shall we dance」は一度は見たかったので…。
映画は「翔んで埼玉」「名探偵PIKACHU」「ミュウツーの逆襲」「天気の子」「スペシャル・アクターズ」「スター・ウォーズエピソード9」「アナと雪の女王2」を観賞。
LIVEは2018年の年末のPerfumeホールツアーを楽しみ、10月のREFLAME2019も運良くチケットが取れ堪能できました。また山下達郎さんも中野サンプラザのチケットをどうにかゲットできて行けました。達郎さんは2020年はツアーをやらないとのことで、アルバム出してくれるとうれしいのですが、どうなることやら。あと、念願の小田和正さんのツアー「ENCORE!ENCORE!!」に行けたのは本当にラッキーでした。私が行ったさいたまスーパーアリーナでのライブが映像化されたので、Blu-rayを買ってしまうというおまけつき。
「水曜どうでしょう祭2019」も行きました。2泊3日で2日目からの参戦でしたが、天候的にはそれで大正解でした。2日目も10月なのに最高気温が10度で雨でしたので…。
また、ブログを始めて以来初めて大きく職場が変わった、というのも大きい出来事でした。というか、所属部門が統合されて同じグループの別会社になったのです。17年ぶりに都内勤務となり、久し振りの満員電車に苦しむ通勤をしております。
2020年も、ほどほどに健康に留意しつつ、前から行きたいと思っていたところ、例えば伊勢などに(これもう何年も言ってるなあ…)足を運び、ライブにも行き、様々な新たな出会いを求めつつ、ますます好奇心旺盛に生きていきたいと考える所存です。今年は特に歴史や哲学など本質に触れる学びの機会を増やしたいと思っています。
明けましておめでとうございます。
今年は帰省はせず東京で新年を迎え、明日仕事始めです。
今年はネットで見つけた頸城酒造さんの純米酒「久比岐 和希水」で幕開け。
ルピシア冬の福袋2017、週末に到着いたしました。(※オンラインでは既に完売済みです)
包装は今回も大きめの段ボール箱に入って配送。
※福袋の内容について書かれていますので、これからの到着で楽しみにされている方はご留意ください
前回(11/26)は大分から放映されたNHK生まさし、次回は東京からの放映です。毎年恒例・年越しコンサート終了後の会場からですね。今年は両国国技館です。
今夜も生でさだまさし(NHK)
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